息子へ,もしくは家内へ

息子と家内に言葉を残すための日記

苦しかった局面 今思えば・・・

>1.これまでの人生で最も苦しかった局面について

最も苦しかったのは、大学(学部生)時代(だと思う)。だけど、これに関しては、書けないことも多い。また「最も」・・・っていうのが難しい。「最も」苦しかった・・・と思うことが、年を取るごとに変わっていく感じ。

でも、今思えば「最も」かどうかはともかく、いわゆる人間関係で苦しむことが多かったように思う。まず、記憶にある中で、最初に苦しかった経験は、中学生時代だったと思う。記憶があいまいだが、初めて村八になった。小学生時代は、な~んにも考えていなかったからだと思うが、人間関係で悩むことはまず無かった。意識せずナチュラルに「自分が一番」「己が中心」「人が自分のことをどう思おうがお構いなし」と、思っていたに違いない。1日1日、自分中心で突き進んでいたように思う。言ってみれば、すんごくわがままな小学生時代だったのかもしれない。

しかし、中学校に入ってからは、少しずつ自己中心的なことが原因で、周囲、特に友人との関係がきちんと保たれないことがチラホラ出てきたように思う。ただこれは、今思い返すと・・・ということであって、当時は全然そんなことはお構いなしだった。それが良くなかった! 普通は、自分で自分のことをきちんと認識し、己のアイデンティティを確立していく年頃だと思うのだが、たぶん自分には、それがほとんどできず、器が周囲の同年代のクラスメートと異なったまま、異なるとも思わず、ただただ日々を過ごしていたように思います。

そして、高校生になってからは、自分のダメなところが露わになり、自分では気が付かないところで、だんだん周囲との親密性が無くなる?と言ったらいいのか、周囲がよそよそしい?と言ったらいいのか、ちょっと表現がわからないけど、なんだか自分だけおかしい(疎外?)感じを抱くようになった。

以後、浪人時代~大学にかけて一旦持ち返すものの、大学学部生の頃は、やはり人間関係、今度は男女関係で最も苦しい局面を迎えることになった。それ以後、大学院、博士後期課程へと進学するものの、表面ではうまく取り繕っているようではあったが、真の?、本当の意味での?、心から?人と関わることがほとんどできなかったように思います。

そのどん詰まり感は、社会人になってからもしばらく続き、ようやく齢50になって、こうやって文字に残すことができるほど、自分の過去を冷静に見つめられる己を確立できたのだなと感じます。

次回以降は、以下のように分けて、苦しかったことを書いていきたいと思います。

・中学時代の自分 3年

・高校時代の自分 3年

・浪人時代の自分 2年

・大学(学部)生時代 4年

・大学院(修士課程)時代 2年

・博士後期課程の時代 1年半

・就職してから 数年