息子へ,もしくは家内へ

息子と家内に言葉を残すための日記

父または母へ~感謝の気持ち

今回は番外編、父または母へ。

父または母には、言葉に尽くせないほど、感謝、感謝、感謝・・・

それとともに、幼少期の(多分)ゴメンナサイ、青年期のゴメンナサイ・・・

 

今回は両親への感謝について。

自分が今あるのは・・・と言うのは、ありきたりだけど、やはり一番に言いたい適切な言葉は、「今の自分が在るのは、両親のお陰です」。この当たり前で一見陳腐にも見える言葉ですが、この言葉に尽きます。

両親が居なければ生まれても無い・・・なんてことは置いておくとして、命を授かってから今に至るまで、両親がいなければ今の自分にはなれなかった。そして、自分が今の自分を好きになれていることは、とっても幸せなことだと思います。

青年期には沢山の謝罪しなければならないことはあれど、まずもって「感謝」しかない。そして、実は、「今まで生きてこれて良かった」・・・と本当に思えるまで、長い長い道のりでしたが、今や、妻との結婚、そして高校生になった息子と、自分が家族を持つようになり、また、息子が成長するにつれ、両親への感謝が大きく大きくなってきました。

 

ですが、この当たり前の「感謝」をきちんと両親に伝えられていない。

1か月ほど前、両親宅にお邪魔した時、家の中では他愛もない話をしていたのですが、帰り際に少しだけ感謝を伝えることはできました。面と向かって言うのは恥ずかしいなと思いつつ、先延ばし先延ばしにしてきましたが、帰り際、玄関を出る時、息子の話から一瞬私の話に切り替わり、会話の流れが「今だ!」となり、玄関を出てエレベーターに乗るまでのごくわずかな時間に、少しだけ感謝の気持ちを伝えることができました。

高校を卒業後、2年間の浪人、そしてようやく大学へ入学、そし4年では収まらず修士課程(2年間)への進学、さらに博士課程への進学と、その間の学費はすべて両親が支払ってくれており、多大な金銭的支援をもらえたこと、そしてそのお陰でその専門性を生かし、今の職場に就職できたこと、これらに対し感謝の言葉を述べることはできました。

ですが、感謝はそこだけに尽きるものではなく、まだまだ伝えなければならないことがたくさんあります。

 

齢80を過ぎた両親、早く伝えなければ後悔することになると、時折、頭をよぎるのですが、コロナ禍で両親宅を訪問する機会は、ここ2年激減しており、伝えるチャンスも少なくなりました。

また、今回は述べていませんが、ゴメンナサイ・・・しなければならないことも多くあり、一度、きちんと時間を取って、感謝の気持ちを伝え、また、過去にやらかしてしまったことへの謝罪の気持ちも伝え、本当に本当に「ありがとう」と伝えねば、気持ちが収まりそうにありません。

 

年内には、すっきりした気持ちになりたい・・・

両親宅訪問の機会には、次回こそ、しっかり気持ちを伝えよう、そう決心して締めとします。

 

次回以降には「青年期のゴメンナサイ」についても、文面に残しておきたいと思います。