息子へ,もしくは家内へ

息子と家内に言葉を残すための日記

息子の仕事

 - 2016/01/27(Wed)
 いろんなメディアで,「5年後には自動運転実現」だとか,様々な分野で「人工知能」が実現していくであろうと話題になっているようです.また,それによる技術者不足を嘆く業界,それは騒ぎ過ぎだと揶揄する評論家.こういったことを考えると,息子が大人になった時,果たしてどんなことが職業になっているか?わからなくなってくる.
 息子(子供)には,さまざまな可能性が広がっていることを大人としては感じるが,当の本人は???である,まだ子供だから仕方が無いけど.現在のくくりで考えることだけではなく,いろんなことに目を向け,現在のトレンドから予想される将来について親(大人)が認識することにより,息子には将来を含めた形の(できるだけ多くの)選択肢を持てるような,そんな成長を遂げてもらいたい.よく言われるように「要は本人次第」というクールで現実的な実情もありますが,そこはやはり,少しでも息子(子供)よりも経験値を持った大人が子供にどう接するか?ということも,息子に多大な影響力を持つ・・・と信じたい.
 そういう意味で,小学校でならう基礎,中学~高校の基礎学力をしっかりと見に着けてもらいたい.それがあってこそ,どこの大学に入りたいか?そして大学に入ってから何を学びたいか?,ひいては大学卒業後にどういう職種に就きたいか?ということが,少しずつ鮮明になってくるのだと思う.もちろん,子供時代に習得可能な基礎基本は学校で習うだけでは無く,学校・家庭生活自体からも自然と学んでいくのだと思うけれども.
 ただ親として苦労するであろうことは,現在そして将来にわたって息子が,「学校」という場で学ぶいわゆる「勉強」をイコール「嫌なもの」という感覚,それをどう変えさせるか?変えさせることはできるのか?ということに尽きるのだと思う.これはいつの時代にも難しい課題で,どうあがいても解決しないのかもしれないけど.自分の場合,というか多くの子供は「勉強すればよくわからないけど明るい将来が待っているらしい・・・」という,漠然とした認識だけは持っている.その「明るい未来」というものが何者なのか?当時の自分はわかっていなかったし,それが「勉強」だけで実現されるものではないことも知らなかった.今思えば,「勉強」の意味はまったくわかっていなかったように思う.
 上記のことすべてを子供時代に認識することは絶対に無理なので,なんとか良い方法はないものか・・・.まずは子供向け図書で「勉強する意味」みたいなものを調べてみよう.そして息子に読んでもらうことにする.