2011-02-15 生きること、写真を撮ること 最近の展覧会出展での収穫の1つです。自分にとっては、1つ、前からつっかかっていたものがほどけたような気持ちです。すんごく曖昧、極めて個人的、感覚的なものです。「(自分がこの世に)生きていくこと=写真を撮ること」ということ(一面だと思います)、というか、そういったつぶやきを見て、自分にあてはめてみた・・・というのが実際です。やはり自分が写真をやっていることは(その1つの側面として)、そういった極めて個人的な欲求を満足させるため、ということがあるんだと今更ながら気が付きました(みんなそうかもしれません、今更ながら気が付きました)。そうであるなら、誰から何と言われようと、自分がやりたいようにやっていく、ということになります。基本はそうしていこうと思います。ですが、今回の出展では「見に来る人への伝わり方」がいまいちで、伝わらない・・・というのがが大半の反応でした。伝わらなければ何にもならない(ことは無いと思いますが)のでは?、というのがレビューワーからの意見の一つです。伝わるということ(社会との関係)、またはその波及効果といっても良いのかも知れませんが、そういう意識を一つ付け加え、今後気持ちの方向を少しだけ転換してやっていきたいと思います。 コメント イイネ!(2) hirow むうり コメント やなちゃん2011年02月15日 23:27 仲間内や関係者を相手にしないということです初見のお客さんが「どう感じたか」が大切自分の作品のメッセージを最大限に伝えたいなら、見てもらう工夫が必要ですつまりは、ただ展示してるだけの空間ではなく「お客さんを巻き込む空間作り」です空間の居心地が良ければ(面白ければ)、各作品もじっくりと見てくれるでしょうなまじ、プライドの高い人の展示はそこが弱いです"Narrow it down"(空間から作品へ)を意識すれば大丈夫です「各作品は一流、だけど展示は最悪」だと折角のの作品の良さが伝わらないだけでなく「つまらなかった」となります作品作りと同時に「展示は誰が見るのか」真剣に考えてみてください コメント ポンママ2011年02月16日 09:58 教室で写真のデータみせるんですが先生によくなにを見せたいのか伝えたいのかわかんないねーと私もよく言われます私はその展示の仕方ってわかんないけれど展示の仕方でその空間に「おもしろいねー」といてもらうよりも写真一枚に足を止める・・・それが本当だと思いますけれど・・・見てほしいのは写真です!どうなんでしょー コメント やなちゃん2011年02月16日 10:56 横レス失礼します>ポンママさん作品を仕上げるのは「最低限のこと」です魅せる、というのは「見てもらう」ことつまり、作家の世界観は作品だけでなく展示する場所選び、レイアウト、大きさ、その他全てに「必然性」があるか、ということ「なぜ、こう撮ったのか?」だけでなく「なぜ、このギャラリーなのか?」「なぜ、この導線にしているのか?」です身内は、この点を無視して見てくれますが初見のお客さんには、まず「おっ」と思わせないと、写真の前で止まってくれません見て欲しいなら当然なことですが今だに「作品が良ければ見て貰えるだろう」という甘えた展示があります自己満足なら、それでも良いのですが、、、 コメント ポンママ2011年02月16日 15:30 のろちゃん、ごめんなさい>やなちゃんさん私は作家ではないし芸術家でもないので写真は自己満足の世界とおもっておりますすべての人が「いい」という写真などこの世にないのでは・・ともおもっていますたぶんまだ最低限のところにいますたぶんやなちゃんさんと考え方が正反対なんでしょういえ、やなちゃんさんのレベルに至ってないというかまだそこまで考えられない段階というのかうまくいえませんが・・・私などは皆が同じサイズ・同じ額で・・・それで並べて足を止めてくれる写真はすごいと思ってますからその段階ですのでね来年は御苗場拝見したいと思っております コメント のろた2011年02月16日 22:48 私不在で、すみません。今度お会いした時に直接お話ししましょう。 hirow2011年02月17日 08:14 それぞれが、それぞれの目的があってそれに気づいていても、気づいていなくても良くって、1枚の写真をいろんな人がそれぞれの反応をしてくれて、見てもらったとき瞬間でも時間が共有できる。いいですよね。 コメント Mariya2011年02月17日 11:34 立ち止まり 目を留めてくださった方に「ありがとう」ですそのひとの内面性以上の作品というのはわたしは出てこないような気がしています「生きること」は「表現すること」なのだとしたら「表現」のなかには「生き様」が宿るのだと思う表現することはどのような形であれいつもじぶんを問い直すきっかけを与えてくれると思うそこに他者の視線があれば それはもっと素敵なこと コメント のろた2011年02月18日 02:29 hirowさん、はじめまして。実は写真展の時に、お姿は拝見していて、代表の近くでうろうろしていたものです。今度お会いできたとき、ゆっくりお話ししましょう。 のろた2011年02月18日 02:33 mariyaさん横目で通り過ぎようとしてハッと立ち止まる・・・そんな姿がまれにありました。ありがとうです、ほんと。また、出すたびに問い直しの連続・・・
初見のお客さんが「どう感じたか」が大切
自分の作品のメッセージを最大限に伝えたいなら、見てもらう工夫が必要です
つまりは、ただ展示してるだけの空間ではなく「お客さんを巻き込む空間作り」です
空間の居心地が良ければ(面白ければ)、各作品もじっくりと見てくれるでしょう
なまじ、プライドの高い人の展示はそこが弱いです
"Narrow it down"(空間から作品へ)を意識すれば大丈夫です
「各作品は一流、だけど展示は最悪」だと
折角のの作品の良さが伝わらないだけでなく「つまらなかった」となります
作品作りと同時に「展示は誰が見るのか」真剣に考えてみてください
先生によく
なにを見せたいのか伝えたいのか
わかんないねーと私もよく言われます
私はその展示の仕方ってわかんないけれど
展示の仕方でその空間に「おもしろいねー」と
いてもらうよりも写真一枚に足を止める・・・それが
本当だと思いますけれど・・・
見てほしいのは写真です!
どうなんでしょー
>ポンママさん
作品を仕上げるのは「最低限のこと」です
魅せる、というのは「見てもらう」こと
つまり、作家の世界観は作品だけでなく
展示する場所選び、レイアウト、大きさ、その他全てに「必然性」があるか、ということ
「なぜ、こう撮ったのか?」だけでなく
「なぜ、このギャラリーなのか?」
「なぜ、この導線にしているのか?」です
身内は、この点を無視して見てくれますが
初見のお客さんには、まず「おっ」と思わせないと、写真の前で止まってくれません
見て欲しいなら当然なことですが
今だに「作品が良ければ見て貰えるだろう」という甘えた展示があります
自己満足なら、それでも良いのですが、、、
>やなちゃんさん
私は作家ではないし芸術家でもないので
写真は自己満足の世界とおもっております
すべての人が「いい」という写真などこの世に
ないのでは・・ともおもっています
たぶんまだ最低限のところにいます
たぶんやなちゃんさんと考え方が正反対なんでしょう
いえ、やなちゃんさんのレベルに至ってないというか
まだそこまで考えられない段階というのか
うまくいえませんが・・・
私などは皆が同じサイズ・同じ額で・・・それで並べて
足を止めてくれる写真はすごいと思ってますから
その段階ですのでね
来年は御苗場拝見したいと思っております
今度お会いした時に直接お話ししましょう。
そのひとの内面性以上の作品というのは
わたしは出てこないような気がしています
「生きること」は「表現すること」なのだとしたら
「表現」のなかには「生き様」が宿るのだと思う
表現することはどのような形であれいつも
じぶんを問い直すきっかけを与えてくれると思う
そこに他者の視線があれば それはもっと素敵なこと
実は写真展の時に、お姿は拝見していて、代表の近くでうろうろしていたものです。今度お会いできたとき、ゆっくりお話ししましょう。
横目で通り過ぎようとしてハッと立ち止まる・・・そんな姿がまれにありました。ありがとうです、ほんと。また、出すたびに問い直しの連続・・・