息子へ,もしくは家内へ

息子と家内に言葉を残すための日記

工作完了,息子の反応

 - 2016/01/11(Mon)
一昨日,冬休みの自由研究である電子工作「ラズパイPC作り」は意外と簡単に完了しました,かかった時間は半日ほど.テレビへの出力で少々手間取ったものの,そのほかは意外とすいすいできました.作っている時の息子の反応は,すごく悪いということも無いけど,めっちゃ夢中になったということも無く,意外と淡々としてました.これが現代の小学5年生なのかもしれないなと感じました.ですが,いつもは宿題を嫌々やっているのと比べると,少し意外なところもありました.時折,いつもはあまり見せない表情を見せるんです.まじめな感じだけど少し嬉しい感じのような,複雑な表情ですが,おそらく,少しは物作りに興味を持ってくれた証なのかもと,思っておきます.
 PCは現在,OSをインストールして,モニタ(茶の間のテレビ)にOS起動画面が表示されるところまでは確認済み.あとは,息子の好きなゲーム(マイクラ)をインストール,正常に動作すれば完了となります.ですが,学校にはPC自体は持っていけないので,模造紙に作成の記録を記載して持参することになりました.まずはこの作業を完了させてから,ゲームのインストールに入る予定です.自作しなくとも,DSやWiiなど面白いゲーム機があふれている現代,自作PCでやれる(あまり面白くない)ゲームにはあまり興味は無いように見えますが,それはたしかにそうだ.苦労してここまでしかできない・・というゲームより,既に用意されたゲーム機で面白いゲームがやれればそっちに走るよね,それは自分もわかる.だけど,要はゲームそのものではなく,自作するということ自体が目的なのだ,ということを息子にはわかってもらえていない,だけど今からわかるのは難しいよね.大人になった時,とある(何かを作らないといけない)局面で,子供時代を思い返した時に,そうだ,あの時こういう工作をしたよな・・・と,地味に思いだしてもらえるような,そういう類だからね.そういう局面に息子が立たされるかどうかはわからないし,さらにその時に子供時代のことを思い出すかどうかもわからないもんね.できれば思いだして欲しいけど,思いださなくても良いです.でも,お父さんは少しずつ息子に,自分の経験から得られたもの・ことを伝えていくことにします.そういったものが息子のバックグラウンドで動いていてくれることこそが,自分が生きた証になると思うので.