息子へ,もしくは家内へ

息子と家内に言葉を残すための日記

09.08.18

出張中。
一日中、湿原の中を歩く。
仕事合間に、湿原の写真を数枚撮影。
きれいな景色をきれいに撮る、どうもそういったことに疑念?がある。
かといって、「きれいに撮れ」と言われてもきれいに撮れない。

何度も同じ場所に足を運ぶ、そしてこれぞという瞬間を狙う、
そういった写真も写真ではあるし、否定はしたくない。
でも、あり得る景色でも、あり得ないよな、と思ってしまう。
枠の中におさまりたくない、という気持ちと、枠の中で踊らされている気持ち。
突き抜けたい。

だれもが通る道なのだとも思う。
もっと突き詰めたい。
だけど、どうしたら良いのか?わからない。
たくさん撮ろう、何かみつかるかもしれないし、何もないかもしれない。
いろんな被写体を撮ろう、被写体特有の何かを突き抜けられるか?
いろんな文献や写真集を見よう、隠されたヒントがあるかも知れない。

清水穣「日々是写真」を読む。
難しいのか、理解が足りないのか?なかなかきちんと読めない。