息子へ,もしくは家内へ

息子と家内に言葉を残すための日記

落ち着いた対応(自分も息子も)

 - 2016/02/23(Tue)
 対峙する相手が,自分や自分の関連する何かに対し,怒りをもって詰め寄ってきた時は,自分は落ち着いて対応するのが「自分のため」なんだな・・・と,初めて実感を持って感ずることができました.落ち着いて対応すべきであることはわかっていても,それは相手のため(相手に悪い印象を持たせないため)なのではなく,すべて「自分のため」なのだと,昨日の1件で思いました.今書いている社内の研究報告を,とある上司に見せた後,上司が結構な怒りをもって自分に詰めよってきたのですが,あくまで自分は冷静に落ち着いて対応することを心がけました.すると,相手の怒りは途中で小さくなってゆき,自分も相手の言っていることをしっかり理解することができ,上司の指摘の中でおかしいところはおかしいと相手に納得してもらうこともでき,なんだか良いことづくめの話し合いでした.魔法にかけられたように,上司の怒りが徐々に徐々におさまってゆくのが目に見えてわりました.
 今までは,相手の怒りに対して,怒りで対応してしまう,熱くなってしまう癖がありましたが,それは自分がほんの一瞬すっきりするだけです.後味がとっても悪いし,相手もさらにヒートアップしちゃうし,何を指摘しているのか後になってわけがわからなくなるし・・・と,良いことなんてほとんど無いです.あえて良いところを挙げるなら,その次の機会に相手が私に対して,少し怒りの感情を抑えてくれるかもしれないかなというのはあります.でも,ほとんど毎回怒っているので,これも淡い期待だけで効果はほとんどなかったのかなとも.
 話は変わって,息子vs.私・嫁の場合にも,上記と同じことが言えるのかなと思います.自分が怒りに震えながら何かを息子に言えば,息子はそれに対して怒りで応じてきますし,息子が怒っている時は,自分や家内も怒って対応してしまうのが常です.ですが,次からはやめにしょう.息子が怒っている時は,自分は冷静に,自分が怒っている時は怒りを鎮めて(難しいですが),話をしていこうと思います.これがお互いのためになるのだと思います.